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建築業界のこれから

建築業界は、バブルを迎えています。

建設業界は「建設バブル」と言われる時代になりました。
この建設需要は、都市再開発に向けた需要、東日本大震災や日本各地の災害からの復興需要、
首都圏の交通網、ホテル、各種商業施設を中心とする需要など、様々な因子が重なったものです。

そしてこの建設バブルは、今後もさらに加速するとみられています。
この大きな建設需要に沿って、建設業界はより生産性の高い働き方に変化しようとしています。

建築バブルを迎え、様々な業務の効率化が進んでいます

予算・人手不足・風習・・・取り残される中小企業の課題

大手ゼネコンを中心に「週休二日実現行動」や「i-Construction」「IoT、ICTの導入」が進んでいます。
しかし中小企業は

  • 金銭的・予算的な問題
  • 根本的な人手不足
  • 変化を好まず、古きをよしとする考え方が多い

などの問題から、導入に踏み切れない企業が圧倒的に多いのです。
建築業界全体としては進化しているように見えても、実際の現場ではこれまでとほぼ変わらない生産性・労働条件が続いています。

20年以上進展のない停滞状態に・・・

建設業界が抱える課題

  • 20年前とほぼ変わらない労働生産性
  • 団魂世代の大量離職や労働環境による労働者不足
  • 新たな収益源や事業推進を見据えた人材採用と育成を行う余裕がない

「中小企業として、さまざまな問題に真摯に向き合っていきたい」
三誠はそう考えています。

三誠は、金物施工を行う建築業です。金属工事全般の設計から施工が得意で、40年以上現場で漏水原因を未然に防いできた技術力と知識があります。
ただ経験を積んだ職人たちの技を、若い人たちが簡単に習得できるかというと、そうではありません。
私たちが若かった時代は、「職人は10年かかってやっと一人前」と言われてきました。

ウェアラブルは、主に時間や距離の問題を解決してくれます。
熟練の技と知識を持つ職人が、移動せずにそれぞれの現場を見てアドバイスをしたり、すべてリアルタイムでのやり取りなので「返事・指示待ち」の時間を削減できます。
もちろん「お客さま(元請け事業者)」と「現場」をつないだり、「設計士」と「現場」をつないだり。社内だけではなく、外部との関わりにおいても活躍してくれます。

しかし、ウェアラブルの役割は「誰か」と「現場」をつなぐだけではありません。
ウェアラブルは、現場での仕事や様子を記録として残してくれます。現場で記録していくデータは、知識や技術のもと。さまざまなノウハウが詰まっています。この記録こそが若い人たちへの教育材料になるのでは、と考えたのです。

私が若いころは、「とにかく現場に行ってみなければわからない」というケースが多かったように思います。
何も知らされていない状況での土壇場の作業は、とても苦しいものでした。

ウェアラブルを使うと、現場の工事の様子を記録できます。
「この作業は、次の施工にも役立ちそうだな」
「レアなケースだから、記録していこう」

といった具合に施工の作業記録を蓄積していくと、入社したての人や若い世代の人たちが、映像や音で事前に知識をつけられるようになります。
現場で初めて知るのではなく、事前に作業の様子を学ぶことで、「やりやすさ」が生まれてきます。

とはいえ、やはり「経験」「感覚」というものは得難いものです。1mmの差をゼロに近づける職人技やクオリティは簡単には習得できません。それでも、

  • ・ウェアラブル端末を使用して現場や技術のことを事前に勉強
  • ・現場で熟練スタッフから遠隔のアドバイスをこまめに受ける
  • ・ノウハウや技術を映像で繰り返し学ぶ

など、さまざまなメリットを生んでくれると思います。

私たちが「一人前」になるためにかかった時間は10年。その半分ほどの時間で「一人前」に近づいてくれるようになればいいと思っています。
そしてこのウェアラブル事業が、お客さまに大きな利益をもたらすと信じています。

ウェアラブル・遠隔業務支援に関する取り組み